開催趣旨と経緯
現在おこなわれている地球上の活動の多くは、現実の地球の『器』から大きくはみだしている。サステナブルな社会を実現するためには、これらの活動の規模や速度を『適切な』大きさに整えていかなければならない。
第1回のサステナブルデザイン国際会議2006 “Destination 2026”では“Finding a way to a sustainable society”をテーマに、世界中からの発表を通じて、デザイン専門領域を超えた統合的なデザイン活動を開始することが火急の課題であることを確認し、サステナブルデザイン宣言を採択。
第2回のサステナブルデザイン国際会議2007 “Destination 2025"では“Drawing a land map of a sustainable society “をテーマに、到達すべきサステナブルな社会の姿を明らかにするべく、達成されているべき社会の姿を描いた「エコイノベーションで実現するサステナブルなライフスタイル」を作成し目標を定めた。
今回のテーマと結論、次回展望
第3回目となる今回のサステナブルデザイン国際会議2008 “Destination 2024"では、" Steer toward Sustainable Society サステナブルな社会に向けてデザインの舵を切る"をテーマに掲げ、サステナブルな社会におけるデザインの役割を果たすべく行動を開始することを目的とし、「行動するデザイン」の在り方を、4日間にわたって議論した。
次回会議では、行動・実践の報告を交わす予定となっている。

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