内容:サステナブルな社会とは、地球環境への配慮、人間社会の安全・安心、健康、適切な生活、など地球、自然と人間にとって望ましいしくみが適切になりたつ社会。そういった社会をつくるには、どうしたらよいでしょう。
本展示会では、「自然との調和(森を活かす)」「仕事をチューンする」「新しい価値観をつくる」という、3つにポイントをおいて、持続可能な地球環境と人間社会形成を目的とするデザインの考え方の土台となるべき「サステナブルデザイン」事例をご紹介いたしました。
『自然との調和「森を活かす」デザインを考える』
森林、竹林の荒廃、林業の衰退など、問題が山積みの日本の森。自然と調和しながら暮らしてゆくアイディアを、「森を活かす」をテーマに、桑沢デザイン研究所、桑沢デザイン塾、東京造形大学学生が考え、里山、地域資源の活用、産業観光などを提案しました。
参加団体:桑沢デザイン塾、桑沢デザイン研究所、東京造形大学
『仕事をサステナブルに「チューン」する』
今の仕事を100%サステナブルに切り替えることは難しいけれど、少しずつ、サステナブルな方向へ「チューン」してゆく。インフラから切り離された新しい暮らしのためのプロダクト、あるカフェを中心としたスモール・サイクル・ビジネスモデル、デザイナーが仕事をチューンするのに役立つエコマテリアルなどを展示しした。
参加団体:スキーマ建築計画、Filt、LLPサステナブルプロジェクト
『新しい価値観をつくる。“Design with Memory”』
本会議に講師として来日頂いたトム・ジョンソン氏の主催する国際的なエコロジカル・デザインのコンペティション、『国際・デザインリソース・アウォード(IDRA)』。“Design with Memory = 記憶のデザイン”をキーワドとし、新しい価値観を示してくれるIDRAの受賞作品、そして、日本はもちろん、ヨーロッパ、南米北米、アフリカ、アジアからやってきた世界のユニークなエコデザインを展示、ご紹介しました。
参加団体:国際デザイン・リソース・アウォード、エコみやげ
企画・運営:サステナブルデザイン国際会議事務局
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